
市民公開講座

開催概要
日本歯科放射線学会 第66回学術大会 市民公開講座
テーマ:「ゴジラから学ぶ放射線生物学」
会期:2026年5月29日(金) 16:00~17:30
会場:学術総合センター 中会議場3・4(〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 2階)
講師:松本 義久 先生(東京科学大学 ゼロカーボンエネルギー研究所教授)
参加登録受付期間:2026年1月12日(月)〜
参加費:無料
定員:先着100名様
協賛:株式会社エム・ティー・スリー、株式会社千代田テクノル、株式会社 吉田製作所
講師紹介

東京科学大学 総合研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所
松本 義久
私は大学院以来、DNA損傷の中で最も重傷と考えられるDNA二重鎖切断を細胞がいかに認識し、修復するのかを明らかにすること、また、そこで分かったことをがん放射線治療などに生かすことを目指して研究してきました。2011年3月の福島第一原発事故後には、テレビをはじめ、さまざまなメディアを通じて、放射線とその健康影響に関する解説を行いました。現在は福島県郡山市などの小中学校で、放射線とその健康影響に関する正しい知識を広げるための理科教育活動に取り組んでいます。2016年7月に公開された東宝映画「シン・ゴジラ」では、放射線に関する科学的助言を行いました。以来ずっと考え続けてきたのは、ゴジラにはきっと放射線から体を守り、DNAの傷を修復するための驚くべき仕組みがあるはずだということです。もちろんゴジラは非実在の生物ですが、がん治療戦略にも通じるところがあるのではないかと考え、研究(考察)を深めています。また、これが放射線や科学全般に対して興味を持ち、理解を深めるきっかけになればとも思っています。
略歴
大学卒業から現在
1993.3 東京大学理学部生物化学科卒業
1995.3 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了
1996.5 日本学術振興会特別研究員(DC2、至1998.3)
1998.3 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了
1998.5 東京大学大学院医学系研究科助手
2006.11 東京工業大学原子炉工学研究所助教授
2007.3 呼称変更により同准教授
2009.8 文部科学省研究振興局学術調査官(兼務・非常勤、至2011.7)
2015.4 学内組織改編により科学技術創成研究院先導原子力研究所准教授
2021.6 学内組織改編により同研究院ゼロカーボンエネルギー研究所准教授
2022.4 同教授
2024.10 大学統合により東京科学大学総合研究院ゼロカーボンエネルギー研究所教授(現職)
受賞歴
日本放射線影響学会奨励賞(2005)、東工大挑戦的研究賞(2007)、原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ若手表彰(2011)、日本学術振興会科研費審査委員表彰(2012,2015)、日本放射線腫瘍学会生物部会賞(2015)、国際癌治療増感研究協会賞(2020)、日本放射線影響学会賞(2024)
所属学会等
日本放射線影響学会(常任理事)、国際癌治療増感研究協会(常任理事)、日本放射線腫瘍学会生物部会(常任幹事)、放射線生物研究会(編集委員長)、日本学術振興会産学協力委員会R061豊かなQOL社会実現のための放射線生体影響委員会(委員長) 他
